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一番大事なもの

前回『この壺は満杯か?』のつづき、、、

 

・・・・・

 

一人の学生が手を挙げた。

 

「どんなに

 スケジュールが厳しいときでも、

 最大限の努力をすれば、

 いつでも予定を詰め込むことは

 可能だということです」

 

 

「それは違う」

と教授は言った。

 

 

「重要なポイントは

 そこではないんだよ。

 この例が

 私たちに示してくれている

 真実は、

 大きな岩を先に入れない限り、

 それが入る余地は、

 その後二度とないということなんだ」

 

 

 

君たちにとって

「大きな岩」とな何だろう、

と教授は話しはじめる。

 

それは、

仕事であったり、

志であったり、

愛する人であったり、

過程であったり、

自分の夢であったり・・・。

 

ここでいう「大きな岩」とは、

君たちにとって一番大事なものだ。

 

 

それを最初に

壺の中に入れなさい。

 

さもないと、

君たちのそれを

永遠に失うことになる。

 

 

もし君たちが

小さな砂利や砂、

つまり、

自分にとって重要性の低いものから

壺を満たしていけば、

君たちの人生は

重要でない「何か」に

満たされたものになるだろう。

 

 

そして

大きな岩

つまり

自分にとって一番大事なものに

割く時間を失い、

その結果、

それ自体を失うだろう。

 

 

 

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参考文献

『1%の努力』

著者 ひろゆき