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アスレチックハウス

怠け者ののび太君に

運動をさせるため、

ドラえもんが家じゅうを

アスレチックにしてしまうお話です。

 

 

この物語を読んで、

伝えたいことを紹介してくれているのが、

チームラボ代表、猪子寿之さんです。

 

猪子さんは、

最近、

失われつつある能力

『空間認識能力』が

重要視されるようになってきている

と言います。

 

 

この能力は、

クリエイティビティや

イノベーションにおいても

主要な役割を果たすそうです。

 

くわえて、

『空間認識能力』に関係する脳の部分、

『海馬』は、

自らの身体によって

多様で複雑な空間を探索し

歩き回ることで発達することが

わかっています。

 

 

北欧などの

教育レベルの高い国では、

子どもたちに外遊びを推奨し、

どう『空間認識能力』を

鍛えるのかの研究を

しています。

 

 

こういった理由から、

猪子さんが伝えたいことは、

時間とともに変化するような立体空間で

沢山の時間を過ごし、

物事を立体的に認識していけるように

なってほしいとのことです。

 

 

家の中で

楽しいことがたくさんある現在、

子どもたちに足りていないものだと

私も感じます。

 

 

たまには

外に連れ出して一緒に遊ぶのも

いいかもしれませんね。

 

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参考文献

人生を変える『ドラえもん』セレクション

大人になるのび太たちへ

 

まんが 藤子・F・不二雄