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引退の言葉に載せて

 

生まれて初めて

自分のやりたいことを、

自分が思うようにできる自由を得た半面、

 

その責任の重さと、

ちょっぴりの将来の不安を胸に、

始めた未来舎。

 

 

 

あれから26年。

 

 

その間一度も

「未来舎」のことを

思わぬ日はなく、

常に学ぶことの意味、方法、心理などの

最善、最良を求め続けてきたように思います。

 

・・・

 

勉強は嫌いで、

そのための努力も

ほとんどしたことのない私が

子どもに勉強しろとは

言いづらいものでした。

 

 

だから、

記憶力がアップする「プリント」

(現在のらくちんプリント)や、

脳の回転を速くする「速読」

色々な方向方考えられるクイズ

「海ガメのスープ」

形と歌で楽に覚えられる

「形で覚える都道府県」

「形で覚える世界の国々」など、

 

未来舎独自のカリキュラムが

出来上がったのでした。

 

 

・・・

 

 

子どものいない私にとって、

何年にもわたって

その子の成長を観させてもらうことは、

喜び以外の

何物でもありませんでした。

 

本当に楽しい26年間

送らせていただきました。

 

 

また、

子どもたちが成長して

遊びに来てくれたり、

未来舎の先生になりたいと言って

帰ってきてくれるたびに、

私のようなものが

トップにいていいのだろうか、

とよく自問自答したものでした。

 

 

・・・

 

 

そうして2021年、

未来舎のDNAを持つ教え子たち

新生「未来舎」

引き継いでくれることになり、

私は安心して

彼らに道を譲ることにしたのです。

 

未来舎塾長  宮崎順子は

2021年2月末をもちまして

相談役となり、

正式業務から

少し離れることになりました。

 

 

私のような

不出来なものを信じて、

大切なお子様を通わせて頂いたことに、

心から感謝いたします。

 

ありがとうございました。