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なぜ『ん』で終わってはいけないの?

 

先日、

ふと広辞苑を手に取り

読んでいたときのこと。

 

 

ぺらぺら

最後の言葉まで

ページを進めると

そこにある言葉が・・・

 

 

こんにちは。

未来舎板野本校 

教室長の原田です。

 

 

 

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     広辞苑

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「広辞苑を読んでた」

って言うと

すごく不思議そうな顔を

されます。

 

 

でも、

たまにそんなときが

あるんですよね。

 

 

そして、

そういうときは

大抵何か発見があります。

 

 

固定観念に囚われ

勝手に『ない』と思っていた

ある言葉。

 

 

それは、

『ん』から始まる言葉。

 

 

皆さんも

そう思ってませんでしたか?

 

 

実は

『ん』から始まる言葉が

あるんですよ。

 

 

広辞苑に記載されていた

『ん』から始まる言葉

 

・んとす

・んぼ

・ん坊

 

 

あれ?

 

 

てことは

あのゲームのルールって・・・

 

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  しりとりの不思議

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しりとりのルールの1つに

このようなルールがあります。

 

 

『ん』で終わってはいけない。

 

 

『ん』

から始まる言葉があるのに

なぜ『ん』で終わっては

いけないのだろう?

 

 

圧倒的に

『ん』で終わる言葉のほうが

多いからでしょうか?

 

 

しりとりの歴史を見ると

意外なことが・・・

 

 

しりとりは

平安時代に

貴族が行っていた

遊びだそうです。

 

 

すごく伝統ある遊び

だったんですね。

 

 

そして

『ん』で終わってはいけない

理由を考えるときに

重要になってくるのが

『五十音』

 

 

皆さん

五十音表を見て

不思議に思ったこと

ありませんか?

 

 

51文字あるんですよ。

 

 

五十音表なのに、、、

 

 

気づきましたか?

 

 

そう

平安時代には

五十音しかなかったんですよ。

 

 

じゃ

なかった文字は何か?

 

 

それが

『ん』

 

 

そもそもなかった文字だから

しりとりに使われなかった

のでしょう。

 

 

そして

後から日本に入ってきた文字

『ん』は

当然言葉の頭に来ることは

ありません。

 

 

だから、

しりとりのルールに

付け加えられたのでしょうね。

 

 

これは

私の考えなので

もしご存知の方がいれば

教えていただけると

ありがたいです。

 

 

 

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   小学生二人が

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広辞苑を読んでいるときに

興味を持ったのか

隣に来た

小学1年生と2年生の女の子。

 

 

あんな分厚いもの読んでたら

不思議に思いますよね。

 

 

何をするのかと思ば

私の辞書をめくり

指示語のページの

音読をスタート。

 

 

まだ二人は

辞書の引き方を

よく知りませんから。

 

 

指示語も

よくわかってません。

 

 

でも、

聞いたことはあるうえに

ひらがなだから

読めたのでしょう。

 

 

だから、

みんなで指示語クイズです。

 

 

『あれ』『それ』『これ』

『どれ』

 

どんなときに使うの?

 

 

いろいろ聞きながら

楽しく国語を学びました。

 

 

では、今回はここまで。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

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