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未来に不可欠な力2つ

 

今年度から大学入試制度が

変わります。

 

多くの人が

これからの日本を

良くするために

どのような力が必要か

考えている。

 

みなさんは

どんな力が必要だと

思いますか?

 

未来舎板野本校 

教室長の原田です。

 

 

 

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   未来に不可欠な力2つ

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安宅氏の本は

専門用語やカタカナ語が

たくさん出てきて難しいので、

私なりに優しく翻訳してみます。

 

 

未来に生きる子供たちに

必須の力は

やはり日本語力、言葉の力です。

 

 

・勉強や仕事で

 新しい物を見聞きする「知的経験」

・人間関係から学ぶ「人的経験」

・その2つを

 多面的に考え、整理する「思索」

 

 

この3つの知覚経験を残し、

組み合わせることで

更に高度なものにするには

言葉の力が不可欠だ、

ということはおわかりですね。

 

 

国語の力をつける方法(小学生編)

1.教科書を音読させる。

 (できれば5分でも毎日)

2.本がすぐ手に取れる場所に置く。

 (読書好きにするコツ)

3.親や家族が話しかける。

 (おしゃべりな親になりましょう)

4.読み聞かせを、

 できれば週5回以上

5.読書が苦手な親は、

 大人の絵本から読んでみる。

 (本を読んでいる親の

  うしろ姿を見せる)

6.子どもの好きな本を読ませる。

 (親が勝手に与えない)

 

 

どのような分野においても、

人間が深く思索するためには

言語の力が必要です。

 

 

人間の知的活動が

言語的思索と直結している、

ということを

忘れないでください。

 

 

もう一つ必要なのが数学の力

 

 

日本人の中学2年生の

数学レベルは、

国際評価システム

TIMSS参加43か国の中でも

トップ5に入り極めて高いのです。

 

 

にも関わらず、

数学を「とても好き」と答える

学生の割合は9%と

最低レベルになっています。

 

 

ということは、

「技術」は身についているのに、

そのことに

何の興味も持っていない。

ということになるのです。

 

 

参加国の中で

第一位のシンガポールでは24%が

「とても好き」

と答えていることを考えると、

教え方の問題が大きいと

言えるでしょう。

 

 

このことは大学の定員以上に、

理工系の学生が

極端に少ない原因の1つに

なっていることは否めなく、

 

数学を楽しく武器となるように

教えられるかどうかが

国力増進のカギになるはずです。 

 

 

算数を好きにさせる方法

1.生活のあらゆる場面で

 算数を使う

 

例1、大好きなイチゴ10個を

   親子3人で食べたら

   ひとり何個ずつになる?

 

例2、セールで20%,30%の違いを

   考えさせる。

   どっちが安い?

 

例3、旅行の計画の時、

   距離、速さ、時間を

   一緒に考える。

 

 

「計算は得意」

という言葉をよく耳にしますが、

社会に出たら

計算はほとんど機械がやります。

 

 

必要なのは

これらを「道具」として

使えることと、

ボーッとながめるのではなく、

「なぜだろう」と考えることを

好きにしておくことだと思います。

 

 

以上が

「シン・ニホン」の本の一部です。

 

 

次回は

『進路が決まったTくん』

です。

 

 ありがとうございました。

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2、未来に求められる人材・スキル

3、チャームはどこからくる

4、若い人を信じ、託し、応援する