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未来に不可欠な力2つ(3)

言葉の力に加え

必要な力、算数・数学の力

 

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日本人の中学2年生の数学レベルは、

国際評価システムTIMSS参加の

43か国の中でも、

トップ5に入り極めて高いのです。

 

それにも関わらず、

数学を「とても好き」だと答える

学生の割合は9%と

最低レベルになっています。

 

ということは、

『技術』は身についているのに、

そのことに何の興味も持っていない。

ということになるのです。

 

参加国の中で第一位のシンガポールでは

24%が「とても好き」と

答えていることを考えると、

教え方の問題が大きいと言えるでしょう。

 

 

このことは大学の定員以上に、

理工学の大学生が

極端に少ない原因の1つに

なってくることは否めなく、

数学を楽しく武器となるように

教えられるかが

国力増進のカギになるはずです。

 

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算数を好きにさせる方法

 

・生活のあらゆる場面で算巣を使う

  例1

  大好きなイチゴ10個を

  親子3人でたべたらひとり

  何個ずつになる?

  

  例2

  セールで20%、30%の違いを

  考えさせる。どっちが安い?

 

  例3

  旅行の計画の時、距離、速さ、時間を

  一緒に考える。

 

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「計算は得意」という言葉を

よく耳にしますが、

社会に出たら計算は

ほとんど機械がやります。

 

必要なのは

これらを『道具』として使えることと、

ボーっと眺めるのではなく、

なぜだろう」と考えることを好きに

しておくことだと思います。

 

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以上が『シン・二ホン』の本の一部です。