ユニークな作文って?

2019年度中学2年生が

夏休み講習に参加した際の感想文です✎

 

 

実験してみないとわからない

近藤 駿成

 

「これ付けたら絶対飛ぶって。」

そう言って付けた羽。ワクワクしながら車を

輪ゴムにかけた。結果ほとんど飛ばない。ショ

ックだった。自分の予想は実験で確かめないと、

正しいかどうかはわからない。なぜ飛ばなかっ

たのか。その答えは重さだった。羽を余分に加

えた分、重くなったと考える。この事も実験し

てみないとわからないが。

 

自分の考えや意見を言うだけではいけない。答

えがあるからこそ、改良でき、次につながる。

行動へ打つことで新たな発見ができると、僕は

思う。気にしていないだけで、身近にはたくさ

ん疑問が隠れている。下位けてできそうと思っ

たものは、工夫して実験してみる。こうして、

新しい知識を土運動入手していこうと思う。

 

今回の実験も本当に楽しかった。


いつか世界を見る自分へ

安芸 光

 

大人になった私は、この夏のことを覚えている

だろうか。正直なところ、覚えていることなど

ほんの一部だと思う。とりわけ忘れっぽい私の

ことだ。きっとこの夏に行ったドライアイスの

実験などほとんど覚えていないのだろう。だか

らこそ、今この瞬間を、私は名いっぱい楽しん

でおきたいのだ。

 

私には苦手なものがたくさんある。その一つが

炭酸飲料だ。今回は、様々なに見ものにドライ

アイスを入れ、炭酸にする実験だった。正直、

初めは嫌だったのだ。作ったからには飲むのだ

ろうし、かといって作らないわけにもいかない。

それだけに、やってみて楽しんでいる自分には

驚いた。炭酸は好きになれないが、嫌だと思っ

ていたことが案外楽しい。いつか大人になって

いく私へ。好きなことをするのはいい。だが、

苦手な事にも挑戦すること。これだけは、忘れ

ないでほしい。


「夏講」という超そのままなタイトル

新居 空澄

 

悔しい。本当に悔しい。マジで悔しい。まさ

か一年生に負けてしまうとは思ってもいなか

った。「リムジン」とか言ってふざけなけれ

ばよかった。羽を宇宙船のように四枚つけな

ければ、もっと車体はカルカッタの新居。僕

は一年生を完全にナメていた。僕がふざけた

せいで二年生チームは負けてしまったのだ。

一年生の車はとてもまじめに作られていた。

 

僕は、このことから、実験ではふざけないと

いうことが大切だとわかった。面白くもない

ことを言ってふざけていたら、勝負事で負け

るということも分かった。僕は、この実験で、

ふざける時とふざけない時のけじめが大切だ

ということを知った。そして、ふざけている

と見せかけて実は真面目に物事をする力も必

要だと思った。まあでも子の作文のタイトル

と書き出しは、誰がどう見てもふざけている

ようにしか見えないんですけどね。


 

同じ講習を受けたのに、

視点が変わるとこんなにも違う。

 

そして、ユニークな文章。

彼らがなぜ

このような文章を書くことができるのか。

それにはこんな秘密が

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