· 

かっこいい卒業生

昨年12月

卒業生Aと藍住の赤からに

食事に行きました。

 

 

その帰りに起こった出来事です。

 

 

店を出て、

いつものように代行業者に連絡。

 

1件目

「今日は迎えに行けません」

 

2件目に電話すると

「今、忘年会シーズンで

 人手がたりないので迎えに行けません」

 

どこの代行業者も

忙しくて迎えに来てもうことは

できませんでした。

 

そこで、

赤からの店長に

店に車を置かせてもらう許可を取り、

タクシーを呼ぶことに。

 

しかし

タクシー会社にも

連絡が付きません。

 

 

2人で歩いて帰る相談をしていたとき、

1つのアイデアが

『誰か迎えに来てくれる卒業生はいないだろうか』

 

時間は23:30.

 

まず、

Aの同級生Bに電話をかけましたが

つながりません。

 

次に

同級生Cに電話をすると、

『もしもし、何?』

 

つながりました。

 

 

事情を説明すると、

快く迎えに来てくれることに。

 

その後、

Bから折り返しの電話があり、

迎えに来てくれると言ってくれました。

 

ただ、

もう迎えに来てくれることが決まっていたので、

少し話をして電話を切りました。

 

 

そして

まつこよ15分。

 

Cが赤からに。

 

 

Cに

「夜遅くにごめんよ。ありがとう。」

とお礼を言うと予想外の言葉が。

 

お礼はいいよ。

お礼を言うならDに言ってくれ。

 

理由を聞くと、

 

実は市内で吞んだときに

Dに同じことをしてもらったんよ。

 

だから

同じように困っている人がいたら

次は自分が迎えに行ってあげようと

思ってたんよ。

 

Dが迎えに来てくれてなかったら

こんな考えにはならんかったと思うから

お礼はDに言ってくれ。

 

 

困っている人を助けることは

簡単なことではありません。

 

 

助けてもらったことを

次につなげることは

もっと難しいことです。

 

この考えが

もっと広がれば、

より楽しい世界になるでしょうね。

 

 

とても幸せな1日でした。