生きる世界が狭くなり、思考が浅いものになると・・・

語彙が大切。

 

3つ目のおはなし。

 

 

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人は

頭の中にある言葉を使い、

物事を考えます。

 

そのため、

知っている言葉の数や

使いこなせる言葉の数が多いほど

思考は広く、深くなります。

 

 

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思考が広くなると、

どういうことが起きるでしょうか。

 

▷さまざまな意見を

 取り入れることができる。

▷周りの状況を見て考え、

 行動できるようになる。

▷一つの状況にとらわれることが

 少なくなり、逆境に強くなる。

 

 

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また、

思考が深くなると

どういうことが起きるでしょうか。

 

▷現状を分析し、

 課題や目的を見つけることができる。

▷新しい価値や答えを見つけ出せる。

▷いろいろな角度から

 物事をとらえることができる。

 

 

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では、

これらの思考力が低くなると

どうでしょう?

 

▶意見を聞き入れられない・・・

▶何が問題点なのか気づけない・・・

▶前進、改善がすくない・・・

▶新しいことを嫌う・・・

 

 

語彙力が低いと

その分生きていくのが窮屈になるのです。

 

 

これからの世の中は

今まで以上に多様で、

さまざまな生き方ができるようになるでしょう。

 

 

しかし、

それは「そういう生き方、考え方に気づけた人が」です。

 

 

子どもたちが

自分ならではの道を切り開いて行けるために、

さまざまな言葉を用い

色々な状況をイメージできるような環境が

必要となるでしょう。

 

そのために

『ことば』が必要なのです。

 

子どもたちとたくさんかかわって

沢山の言葉を与えてあげて下さい。